Mackerelエージェントをユーザーデータで導入する(Windows)

Mackerelエージェントをユーザーデータで導入する(Windows)

Clock Icon2021.10.14

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はじめに

こんにちは、川村です。

今回、MackerelエージェントをAutoScalling環境へ導入しました。

LinuxのAudoScalling環境への導入についてはこちらの記事に載っています。

今回はLinuxの記事と同様にゴールデンイメージの差し替えではなく、起動テンプレートのユーザーデータを設定することによりMackerelのインストールを実施しました。

処理の流れ

1.インストーラーを置いておくディレクトリの作成

$ mkdir PATH

2.インストーラーダウンロード

$ Invoke-WebRequest "https://mackerel.io/file/agent/msi/mackerel-agent-x64-latest.msi" -OutFile PATH\mackerel-agent-x64-latest.msi

3.Mackerelエージェントのインストール

書き込み権限のあるMackerelAPIキーを指定して、Mackerelをインストールします。

インストールすると、同時にMackerelのサービスが起動してきます。

$ msiexec /qn /i PATH\mackerel-agent-x64-latest.msi APIKEY="YOUR_API_KEY"

4.縮退時の自動退役の設定

デフォルトでは自動退役されないため、自動退役の設定を有効にする。

$ setx MACKEREL_AUTO_RETIREMENT 1 -m

MackerelでAWSインテグレーションを利用している場合は、自動退役を有効にするにチェックを入れる。

ユーザーデータに設定するスクリプト

<powershell>

# Create directory
mkdir PATH

# Download Mackerel-agent installer
Invoke-WebRequest "https://mackerel.io/file/agent/msi/mackerel-agent-x64-latest.msi" -OutFile PATH\mackerel-agent-x64-latest.msi

# Install and Start Mackerel-agent
msiexec /qn /i PATH\mackerel-agent-x64-latest.msi APIKEY="YOUR_API_KEY"

# set 'AUTO_RETIREMENT=1'
setx MACKEREL_AUTO_RETIREMENT 1 -m

</powershell>

さいごに

今回は実施しませんでしたが、Mackerelの設定を変更したい時は、Mackerelのサービス停止→設定値変更→サービス起動を追加する必要があると思います。

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